防食・抗菌材試験
4.1 フロー
防食・抗菌材試験のフローを図-2に示す。
4.2 施工手順
防食・抗菌材試験箇所は供用開始後4年経過した最初沈殿池で、コンクリートにはタールエポキシ樹脂塗料が施されている。
(1)
試験施工面は、旧塗膜およびコンクリート脆弱部をディスクサンダーで除去した後、高圧洗浄機(150kg/)で壁面を洗浄する。
(2)
水性の浸透性吸水防止剤を塗布する(0.3kg/)。
(3)
下地調整材(ピラコート:水系エポキシポリマーセメント)を塗りつける(2kg/)(ピラコートの概要:水系エポキシ樹脂/セメント系骨材=2/5)。
(4)
下地調整材2回目の塗布(内容は1回目と同様)。
(5)
防食・抗菌材(ラインガードF:水系フッソポリマーセメント)を3種コテに塗りつける(3kg//2回)。
4.3 施工部位の概要
塗装完了後の状況を写真-2に、また最初沈殿池壁面の率面ならびに防食材の区分を図-3、4にそれぞれ示す。