フレッシュパールについて 澄んだ湖や河川に棲息する池蝶貝が織りなす、滑らかで艶やかな神秘のベールに包まれた湖水真珠、それがフレッシュパールです。 真珠核を入れてその表層部のみに真珠層を形成させるアコヤ真珠とは違い、フレッシュパールはわずか1mm角の異物を入れ、それに真珠層を成育させるので、その全てが真珠層で形成されています。そのため大粒の真珠となると10年以上の年月を要します。またほとんどのアコヤ真珠に施される、染色や表面処理などの人工による加工を一切しておりません。 フレッシュパールの形状はライス（米粒の形）・ジャガ玉（ジャガ芋の形）・セミラウンド（準真円）・ラウンド（真円）が出現します。カラーはホワイト系・オレンジ系・パープル系に分けられ、すべてがナチュラルカラーです。 フレッシュパールは真珠核を使用しないため、ラウンドパール（真円）の出現率は10万個に1個の割合です。然も、大珠で色・照りの良い高品質のラウンドパールは極めて少なく、その採取は30万個に1個といわれ、至宝と呼ばれています。 最近は天然真珠と同等の中国産の湖水真珠が真珠ファンに評価され、特に天然真珠を好む欧米人が日本産のアコヤ真珠から湖水真珠にシフトしています。 ----------A fresh water pearl from the quiet lake.----------